「この日は休むから、もし時間があえば一緒にランチでもどう?」というメールを
彼に送りましたが、待ってもメールの返信はきませんでした。
……多分ダメなんだろうなぁ~と思っていました。
休みを取った前日の夜、お風呂から出て携帯を確認すると
彼からメールが届いていました。
「いろいろとゴメンね。やる事が山積みで時間が取れないんだ」と。
やっぱりダメだったんだ……という落胆と
彼なら頑張って時間を作ってくれるはず……と
勝手に期待していた自分に腹が立ち
涙が出てきました。
(その日、娘は塾へ行っていて不在でした)
会いたい……
会いたかったのに……
もう2週間も会っていない……
自由に会えなくなって2ヶ月が経って、
この状態がいつまで続くのかも、分からない。
彼のせいでは、ない。
だから、彼を責めるのは違う。
でも、なんでこんなに涙が出るんだろう……。
「会いたいって無理言って、ワガママ言ってゴメンね。
声が聞きたい。今なら電話大丈夫だから」
と泣きながらメールをしました。
嗚咽が出ているのに、今電話に出たら会話ができない……と無理やり抑え込んで
ベッドに座って待っていましたが
10分ほど経っても携帯は鳴りませんでした。
……ダメか……
諦めて髪の毛を乾かし始めた時に、彼から電話がありました。
いつもと変わらぬ彼の声と口調。
対する私はいつもよりも暗めの口調……。
結局電話口で泣き出した私に彼は
「どうした~?何かあったの?」と。
「何もない……。ただ、会いたかったんだ……。
あなたが今忙しいのは分かっているし、
仕方がないのも分かっているんだけど……」
「本当にゴメンね。やる事がいっぱいで……」
少し落ち着いて泣き止んだ私に彼は今やっている事、これからやる事を話したり
「今日は何していたの?一昨日は?」みたいに
普段聞かない事や
私の家族の様子を聞いてきたりして
彼は私にとても気を使っている様子が分かりました。
話し方では彼が気を悪くした感じはありませんでした。
私は今まで言えなかった事を彼に伝えました。
「やっぱり会えないのって寂しい」
「うん」
「でも、ここで『寂しい』って言ったらあなたが困ると思って……。
ずっと言えなかったんだ。でも、好きだから、大好きだから
会いたいって思うし寂しいって思うんだ」
「来週までに終わらせなければいけない事があるから、
それが終われば時間ができるかもしれないから、ね」
「ゴメンね。ワガママ言って」
「大丈夫だよ」
「私は会えなくて寂しいって思うけど、あなたはどうなの?
寂しいって思わないの?」
「僕は……寂しいとか思っていないんだ」
えっ……!そうなんだ~~……
「多分、今やるべき事に集中しちゃっているんだよ。ゴメンね」
何なのよ~~この人は~~……(苦笑)と思ってしまいましたが
あ~こういうところが彼だったなぁ~と改めて思いました。
ずっと独りで生きていると、こういう風になってしまうのか
元々ドライな性格なのか……。
改めて、彼は自由な人なんだな~って思いました。
「自由な人」だからこそ、今後も私は彼に振り回されるだろう。
ちゃんと彼の本質を理解しないといけませんね。
少し自分の気持ちを打ち明けたので、スッキリしました。
いつか彼に会える日まで、頑張ろうって再び思いました。
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