100:泣きながら彼に抱きついて……

彼に抱きつきました。

そして……

 

「本当は毎日電話をしたい、毎日会いたい、メールもたくさんやりたい。
でも、あなたはそういう人じゃない。それは、分かっているし、もう慣れた」

 

涙が流れました。

「でも、思うの。あなたを振り回したい、困らせたいって……。
本当はこう思ってはいけない。でも、そう思ってしまう私がいる」

「……私はこれからもずっとあなたと関わっていきたい」

 

彼から身体を離し、私は自分自身を抱きしめました。

 

「まるで中学生みたいだよね……」と。

 

彼はちょっと困った顔をしつつ、苦笑しました。
「困らせてもいいけど、僕はイヤだと思った事はキチンと言うよ。
何かあなたのその考えは乙女みたいだよ」と。

「ゴメンなさい。ワガママを言ったりして」

「あなたは時々僕に気を遣っているよね。もっと素直になってみなよ」

 

彼の前で泣いたのは二回目。
一回目は暗い車中だったから、顔ははっきりと見えなかったけど
今回はバッチリ見られました。

 

今思うと、恥ずかしい気持ちでいっぱいです。
次、どんな顔をして彼に会えばいいの~と思ってしまったぐらいです。

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