119:誰も守れなかった……

「僕は誰も守れなかったんだ。
だから、母だけは最後まで面倒を見ようと、守ろうって思っている」

 

何人も見送った彼が言うと、
その言葉はとても重みがあります。

 

彼のお母さんは、彼の近い身内では最後の一人。
毎週末実家に帰り、お母さんと一緒に過ごす彼。

 

彼からは愚痴っぽい事も聞きますが
お母さんの為に日本酒を選んでいたりするのを見ているし
週に何回かお母さんに電話をしているとも聞いています。

 

私には電話をかける事はほとんどない彼ですから

 

お母さんを大事にしているんだなぁ~と思っています。

 

私にも電話してくれたらなぁ~……と
少しだけヤキモチを妬いちゃったり。

 

彼にはナイショです。

 

だから、これから先……

 

彼がお母さんと一緒に違う場所へ……遠い場所へ移ってしまっても
受け入れようと思っています。

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