108:全員が幸せになることはできないんだよ

彼がお昼ご飯を食べに行こうとしたお店は
初めてのデートで行ったお店。

 

ですが、残念ながら臨時休業でした。

 

なので駅近くまで戻り
昔彼がよく利用していた喫茶店でランチをしました。

 

少しだけ寄り道をして、車を停めてある場所に戻りました。

 

そして、
「ねぇ……さっきの事なんだけど……」と私から言いました。

「1ヶ月ぐらいずっと考えていた事なんだ……
このままずっとズルズルとこういう付き合いをしていいのかどうかって」

「……」

「ただでさえ傷を負っている娘さんに
僕のような男がいるって事が分かると更に傷つくと思う
全員が幸せになる事は、できない。
誰かが必ず傷つくんだ。この場合、娘さんだよね。
僕はあなたも娘さんも大切に思っているから
娘さんには僕の存在を知られたくないんだ。
そうなってしまったら、二人とも傷つく」

 

そして、彼は私に言いました。

「あなたは、どう考えているの?」

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