68:お金にまつわる何とかってやつ

彼とホテルでまったりしていた時、
「今夜は娘と食べ放題のお店に行くんだ。
毎年この時期に行っているんだよ」と言うと

彼は「へぇ~。いいね~、仲良し親子だなぁ~」と言いました。

シャワーを浴びて洋服を着て、
そろそろチェックアウトしないとね、という時
彼が財布からお金を取り出して

「はい。今夜はこのお金で支払いなよ」とお金を私に渡しました。

彼の行動に驚いた私。

「いや……いいよ。いらないよ。気持ちだけ受け取っておく」と
彼の上着の胸ポケットにお金を戻しますが

「いいから、いいから」と彼は再び私にお金を渡します。
で、私は「いらない」と彼に返します。

そんなやり取りが数回続きました。

私「いつもほとんどの事にお金を出してもらっているのに、
更にお金まで貰うわけにはいかない」

彼「いいんだよ。僕がそうしたいんだから」

……私を憐れんでいるの?と一瞬思いました。

確かに生活はギリギリなんだよ~……と彼には言った事があります。

でも、「憐れんでいるの?」と彼に聞いたら
間違いなく彼は気分を害するでしょう。

私が黙っていると、
「泣かないでよ……」と彼は私を抱きしめました。
(泣いてはいませんでしたが)

「だって、誕生日プレゼントだってまだ渡していないし……」と彼は言いました。

そうだった……忘れていた(滝汗)

「ゴメン、忘れていた」と素直に謝りました。

「このお金、気持ちだけ受け取っておくよ。ありがとう。
私は一緒にいてくれるだけで、いいんだ」

彼は渋々といった感じでお金を財布に戻しました。

まだ学生の頃、
一緒にホテルで過ごした見返りにお金を受け取った事があります。
1回だけではありません。何回も。
……お小遣いが欲しくなると、電話をして会っていました。
相手は同じ人でしたが、私よりも遥かに年上でした。
その方のお子さんは私よりも3歳ぐらい上だったと記憶しています。

…………

彼は違う。
でも、この場面で、この場所でお金を受け取りたくなかったんです。

この事は彼には言えない。
だから、突っぱねるしか、なかったんです。

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