詳しく書く事は控えますが
彼は親しい人たちを何人も亡くしました。
私も、同じようなものです。
少し前にそういう状況だった事を話した時、
彼は「お互いに死が身近にあったね」と言いました。
私よりも彼のほうが、辛かったと思います。
彼はたくさんの別れを経験してきたからなのか、
先の事をあまり深く考えていません。
「明日死んじゃうかもしれないでしょ?」と
最初の頃のメールにそう書いてありました。
その気持ちは今も持ち続けているみたいでした。
「来年、○○○に行こうよ」と言っても
「来年の話はしないよ」とサラリと言います。
彼は……後悔しないように『今この時』を生きているんですよね。
人の気持ち、考え、想いは……そう簡単には変わりません。
「彼の気持ちを変えてやる!」という気持ちは持っていません。
そこまで考えるほど、傲慢ではないです。
でも、少しでもいいから「私と一緒にいるこれから先の事」を考えてくれると
嬉しいですけどね。
彼も私も「未来を喪った」過去を持っています。
これから先どうなるかは分からないけど
そのあたりの事は、ゆっくりと焦らずにいこう、と思っています。