154: 私のした事は間違っていなかったのだろうか2

夫には妹が二人います。どちらも隣県に住んでいます。

 

数か月に1回程度、彼らの車が停まっているのを見かけますが
頻繁には来ていないようです。

 

私は彼に義母を見かけた事を……

感情を抑えて、彼の顔を見る事もなく静かに話し始めました。

 

私「夫が亡くなって数か月後に私は『姻族関係終了届』を市役所に提出したの。
 それによって私はあっちの家族との縁を切って引っ越しをした。
 そうしないと義母が介護状態になった時、一緒に住んでいるから……という理由だけで
 私に面倒を押し付けられる可能性があったんだよね。私にはそのようが義務はなくなったけど
 子供たちはその義務があるんだ」

彼「でも、いくらなんでも子供たちに介護せよって事はないでしょ?」

私「うん。でも妹さんたちは遠くに住んでいるからさ……」

彼「今は施設に入っているんでしょ?妹さんたちは誰も引き取らなかったんだね」

私「そうなんだよ。まぁ、どう話し合いがされたのかは、
 私にはもう分からないし関係ない事なんだけど……。
 でもさ……あんなに年老いちゃって。
 私がした事、あれでよかったのかな~って思ったんだ。後悔はしていないけどね」

彼「あなたが決めた事だし、あなたは自分の人生を歩んでいかなくちゃいけないから
 間違ってはいないと思うよ」

私「うん。そうだね。それでね、義母が亡くなった時にね、近所だからお葬式の手伝いを
 しなければならないと思うんだ。その時、私はどう思うんだろうね……。
 私は……式には参列するつもりはないけど
 子供たちにはイヤじゃなければ参列するように言うけどね」

彼「手伝いをしなくちゃいけないの?」

私「うん。世帯数が少ないから……。あと数年今の所にいる予定だけど
  その間にそうなった場合はね」

彼「それも、辛いなぁ~」

私「そうだね……」

 

ここでぐっと感情を堪えました。

 

義母と私、決していい関係だったとはいえませんでした。
でも、十数年間「家族」として共に生活をしてきました。

 

全く「情」がないわけではなかった……。

 

今回義母を見かけた事で、そう思いました。

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