8:話は尽きず、いつまでもいつまでも話をしていました。だって、楽しかったから

彼と喫茶店に入った時の事です。

その頃になると、私も緊張が解けてきていました。
彼は全くそのような素振りは見せませんでした。

死別の事とかいろいろな事を話しました。
彼は途中で口をはさむ事もなく、私の話を聞いてくれました。
ただ、時々厳しい表情を見せました。

メールで抱いた印象とは違いましたが
ユーモアがあり、しっかりと自分の考えを持っていて
彼は面白い人でした。

話し方から、この人は頭が良い人なんだな……とも感じました。

時間を忘れて話し込み、気づけば夕方でした。

娘は午後から友達と図書館に行っていて
そのままコンビニで夕食を買って、塾へ行く予定でしたので
私は夕方に家に帰る必要はありませんでした。

塾が終わる時間までに帰ればよかったんです。

話は尽きませんでした。
誰にも言えなかった事も話してしまいました。

やはり死別者同士だから……という気持ちがあったんですね。
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