筋肉のお話2 骨格筋の構造と補助装置

2.骨格筋の構造と補助装置

・骨格筋の各部と起始・停止

骨格筋の作用を理解するためには、
その両端骨との付着部を知る事が重要になり、
固定されているか動きの少ないほうを起始(筋頭)、
動きの多いほうを停止(筋尾)とよぶ。
また、中央部分は筋腹とよばれており、中央から両端に向かって
腱や腱膜に移行していく

・骨格筋の構造

骨格筋は筋細胞からなっている。
筋細胞は細長いため筋線維とよばれ筋内膜で被われている。
その筋線維が束になり、やや厚い結合組織の
筋周膜で包まれたものが筋繊維束(筋束)である。
筋線維の集まりである筋線維束が、更に数本から数十本ずつ束になり、
筋上膜(筋膜)という丈夫な結合組織で包まれたものが、
骨格筋の外形を作っているのである。

・筋の補助装置

筋はその機能を円滑にするために、下記のような補助装置を備えている。

浅筋膜…疎性結合組織。皮下組織(皮下脂肪)で身体を保護する。

深筋膜…緻密性結合組織。浅筋膜の深側でいくつかの筋をひとまとめにして
包んでいる。

腱…緻密性結合組織。筋の張力を骨の限られた領域に伝達する場合に使われる。

腱膜…腱が広い部位に付着する場合で、膜状に広がったもの。

筋上膜…筋の表面を包む線維性結合組織。筋の保護や収縮制限をする。

支帯…筋が主祝する時に腱が浮き上がるのを防ぐ役目を果たす。

滑液包…滑液の入った袋で、筋や腱が硬い部分と接する時、その部位の
摩擦を軽減する。

腱鞘…手根・足根などで、激しい運動による摩擦を軽減するために
腱を被うもの。


骨格筋の各部は、骨との付着部分で動きの少ない起始(筋頭)から見ると、
起始腱・腱膜、そして骨格筋の中央部分である筋腹、停止筋、腱膜、最後に
骨との付着部分で動きの多い停止(筋尾)となる。
ただし、筋によっては異なる動きをする時、起始・停止が逆になることもあり
(例えば鉄棒を掴んで身体を吊り上げる時、大胸筋の起始・停止が逆転する)、
明確でないこともあるので注意。
筋肉の細胞である筋繊維が束になってできたものが筋線維束(筋束)
さらに筋線維束がまとまったものが骨格筋である。
また、筋線維を束ねる時の隙間を埋めるものを筋内膜、
筋繊維束がまとまった束を包むものを筋上膜(筋膜)とよぶ。

 

 

 

 

 

 

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